今、少年誌が危機的状況!? 出版社が直面しているものとは!?
こんにちは^ ^
僕の趣味の1つに漫画があります♪
今でこそ、少し断捨離して所持していた漫画の約3分の1程を手放しました…(´;ω;`)w
…が、それでも自分の中の名作だけは残しています!!
そこで、ふと気付いたのですが…残している漫画は『少年誌の作品』が多いんですよねっ!!
選別は<面白いからこれからも読む>と<何回か読んだからもういいかな>で判断したので、ホントに無意識に少年誌の漫画を選んでいたようです。
…いつまでも少年の心を忘れていないという事ですかね(∩´∀`)∩♪www
さて、今日はそんな愛してやまない少年誌が危機的状況にあるというので調査してみました!!
こんな時代だからでしょうか、かなり深刻な現状にショックを隠せません…。
あの王道である『週刊少年ジャンプ』の『今!!』に驚愕です!!
スポンサーリンク
発行部数減少!!? 少年誌が直面している現在の状況とは!?
週刊連載の少年誌といえば…
やはり『週刊少年ジャンプ』です!!
超モンスター級の大人気マンガ『ONE PIECE』を看板に持つ集英社の主力誌ですね^ ^

引用元:https://www.amazon.co.jp
しかし、その少年ジャンプが今…危機的状況に直面しているというのです!!
その原因は、なんと…【発行部数の減少】です!!
一時期は、週刊発行部数が600万部を越えたコトもある少年誌の王者であるジャンプ…。
しかし、平成29年5月現在…週刊発行部数が200万部を切る状況にまで落ち込んでしまっているのです!!
その原因はいったい何なのか!?
なぜここまで落ち込んでしまったのか!?
独自に調査して、その真相に迫りたいと思います!!
今の連載陣はどう思う!? ジャンプの黄金期と現在を徹底比較してみた!!
先程も少し触れましたが…少年ジャンプには、一時期600万部越えの発行部数を誇る<黄金期>が存在します!!
引用元:http://shonenjump-ten.com/
1冊に掲載されているほとんどが、現在も【名作として語り継がれている】作品ばかりでした!!
現在はその約1/3にまで減少した結果になるので…本当に恐ろしいコトですよね…。
まずは、<現在-H29.5->の連載陣を確認してみましょう。
●『ONE PIECE』/ 尾田栄一郎
●『僕のヒーローアカデミア』/ 堀越耕平
●『約束のネバーランド』/ 白井カイウ:出水ぽすか
●『ブラッククローバー』/ 田畠裕基
●『Dr.STONE』/ 稲垣理一郎:Boichi
●『鬼滅の刃』/ 吾峠呼世晴
●『ハイキュー!!』/ 古館春一
●『斉木楠雄のΨ難』/ 麻生周一
●『ゆらぎ荘の幽奈さん』/ ミウラタダヒロ
●『青春兵器ナンバーワン』/ 長谷川智広
●『火ノ丸相撲』/ 川田
●『左門くんはサモナー』/ 沼駿
●『ROBOT × LASERBEAM』/ 藤巻忠俊
●『食戦のソーマ』/ 附田裕斗:佐伯俊
●『ぼくたちは勉強ができない』/ 筒井大志
●『腹ペコのマリー』/ 田村隆平
●『銀魂』/ 空知英秋
●『U19』/ 木村勇治
●『ポロの留学記』/ 権平ひつじ
●『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』/ 仲間りょう
●『BORUTO -ボルト-』/ 池本幹雄:小太刀右京 (原作:岸本斉史)
※月1連載作品
●『ワールドトリガー』/ 葦原大介
※現在、作者体調不良につき長期休載中(再開未定)
●『HUNTER × HUNTER』/ 富樫義博
※現在、長期休載中につき再開未定(コイツは仕事をナメてるだけw)
僕は今でもジャンプを買って読んでいますが、正直言いますと全体の3分の1程の作品しか読んでいませんw
個人的な意見ですが、今の連載漫画からはジャンプらしさを感じる作品が少なくなってしまっているんですよね…。
次に<黄金期>の連載作品(1995年)を確認してみましょう!!
※この時期の発行部数は驚異の653万部です!!

引用元:http://amanoyuuzi.com/blog/archives/7625
●『ドラゴンボール』/ 鳥山明
●『新ジャングルの王者ターちゃん』/ 徳弘正也
●『SLAM DUNK』/ 井上雄彦
●『ジョジョの奇妙な冒険』/ 荒木飛呂彦
●『こちら葛飾区亀有公園前派出所』/ 秋本治
●『地獄先生ぬ~べ~』/ 真倉翔:岡野剛
●『DRAGON QUEST ダイの大冒険』/ 堀井雄二:三条陸:稲田浩司
●『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』/ 和月伸宏
●『とっても! ラッキーマン』/ ガモウひろし
●『キャプテン翼 ワールドユース編』/ 高橋陽一
●『ろくでなしBLUES』/ 森田まさのり
●『RASH!!』/ 北条司
●『ボンボン坂高校演劇部』/ 高橋ゆたか
●『みどりのマキバオー』/ つの丸
●『NINKU -忍空-』/ 桐山光侍
●『BOY』/ 梅澤春人
●『MIND ASSASSIN』/ かずはじめ
●『影武者 徳川家康』/ 隆慶一郎:原哲夫
●『BAKUDAN』/ 宮下あきら
●『王様はロバ -はったり帝国の逆襲-』/ なにわ小吉
ものすごいラインナップですよね!!w
ほとんどの作品を読んでいましたし、なによりバラエティー豊かで面白いんですよ!!
この半分くらいは、今も単行本を所持しています!!
そして、今の連載陣との差で明確な真実があります。
それは【アニメ化の本数】です!!
黄金期の連載作品は半分以上がアニメ化されています!!
「時代が違う」と言われればそれまでなのでしょうが、それでも明らかにこの差はそのまま「面白い作品が少ない」という意味に繋がるのではないでしょうか!?
アニメ制作会社だって、面白い作品ならばアニメ化に積極的になるはずです!!
それと、もう1つが【単行本の発行部数】です!!
現在の連載作品の単行本で、100万部以上の発行部数があるのは『ONE PIECE』だけになってしまってるんです( ゚Д゚)!!

引用元:https://mandarake.co.jp/information/2010/02/24/21nkn10/index.html
コレ…相当ヤバい状況ですよね!?
編集部の方たちには、ぜひ気持ちを切り替えて新人の育成にも力を注いで欲しいと思います!
スポンサーリンク
人気作品が次々と連載終了!! ワンピースに頼り切った状況が生んだ最悪の結果!!
さて、発行部数の減少に最も拍車を掛けてしまったのが『大人気マンガ陣の連載終了』です!!ここ数年で連載が終了になった主力作品を確認してみましょう。
●『こちら葛飾区亀有公園前派出所』/ 秋本治
●『トリコ』/ 島袋光年
●『暗殺教室』/ 松井優征
●『NARUTO -ナルト-』/ 岸本斉史
●『黒子のバスケ』/ 藤巻忠俊
●『BLEACH』/ 久保帯人

引用元:https://matome.naver.jp/odai/2147429533066675101
ものすごい人気マンガ達が連載終了してますね…。
週刊誌は最低でも4~5話程読む作品がないと立ち読みで終わってしまうとまで言われていますからね…。
単行本の初版数も凄かった連載作品が終りを告げたんですから、相当な人達が購入を止めてしまったんでしょうね。
『もう読むのがONE OIECEくらいだから単行本が出るまで待てばいいや!!』っ的な方もいらっしゃると僕は思っています!!
しかし、その『ONE PIECE』も尾田栄一郎先生の体調が良くない為、月1連載になるのでは!?…という噂まであります。
事実、最近の週刊少年ジャンプでは『ONE PIECE』の突然の休載も珍しくありません。
ドル箱作品である『ONE PIECE』が年内に発売できるコミックスの本数は集英社の未来を担っているといっても過言では無い状況です。
そんな中で、『ONE PIECE』関連のイベントなどの為に連載以外での仕事が増えてしまっている尾田栄一郎先生の睡眠時間が平均2~3時間
というのです( ゚Д゚)!!
作品を生み出す作家に負担が掛かり過ぎている状況はどうなんだろうかと…個人的には思います。
確かに、原作である尾田栄一郎先生の監修された『ONE PIECEの映画』は観たいです!!
しかし、そのせいで負担が激増してメインの漫画が読めなくなるのであれば…漫画以外の仕事は止めてもらいたいというのが僕の本音です。
僕も社会人なので、商業誌に連載している以上は利益が第一というのは理解しています。
しかし、限度を知らずに続けてしまえばソレは人を壊してしまう諸刃の剣になるのだという事を編集部の人達に知って頂きたいです。
まとめ
もしもこのまま発行部数の減少を止める事が出来なければ、少年ジャンプが廃刊という事にも成りかねない状況ですね!!そうしたら『ONE PIECE』ですら連載終了という大問題に直面してしまいます!!
アニメ化!! ドラマ化!! 映画化!! 確かに商業戦略は大事です!!
しかし!!
少年ジャンプは『面白い漫画』を読者に届ける事が義務なのではないでしょうか!?
少年ジャンプのマークの意味をもう一度、思い出してください!!

引用元:http://xn--o9j0bk5542aytpfi5dlij.biz/zyanpurogo_td/
このマークに込められた想いは『少年マンガの世界に乗り出し、どんなものでも取り込んでいくぞ!!』という『未知の荒波に乗り出す海賊』だと少年ジャンプに書かれていましたね!!
※40周年記念号永久保存版ジャンプのこち亀に載っていました。
ジャンプが創設時より<常に掲げているテーマ>である三大原則の<努力・友情・勝利>
個人的には、今のジャンプからはソレを感じ取れる作品が少ないです!!
まずは、面白い漫画が掛ける作家の発掘・育成に力を入れるべきです!!
人気さえあれば、メディアミックスは後からついてきますよ…。
なので基本に戻り担当編集者と漫画家のコンビで、これからも面白い漫画を僕たちに届けて欲しいです^ ^
sak-kun
スポンサーリンク